こんにちは、コミンです。
韓国ドラマOSTをBGMで流しながら書いています。
現在LaLaTVで放送中の『輝く星のターミナル(原題:キツネ嫁星)』を見ています。
韓国では2018年10月に放送していた全16話のドラマです。
仁川国際空港を舞台に、そこで働く人たちと空港で起きるさまざまなトラブルを描いたヒューマンラブストーリーです。
仕事はできるけれど不愛想、どこかミステリアスな新人社員(イ・スヨン)と、憧れの職場に就職するも情熱が空回りしてミスばかり、明るく人情味にあふれるヒロイン(ハン・ヨルム)を中心に物語は展開していきます。
接客サービス業のつらさだよね、と思わず共感してしまうような難癖客の登場があったり、入国拒否や麻薬密輸未遂など空港ならではの事件が起きたりと、ハラハラドキドキ!!
一方で、イ・スヨンとハン・ヨルムの恋愛はとても穏やかに進んでいきます。
ハン・ヨルムは素直な性格で、笑顔がかわいらしく、周りを明るくする存在ですが、過去のトラウマと大きな秘密のせいで、注目されることを極端に嫌うイ・スヨンは、物静かで周囲と関わりをもとうとしません。
まるで正反対のような二人が、惹かれあい心を通わせていく様子が、やさしいタッチで描かれているのが好印象でした。ちなみに、口数は多くないスヨンですが、ヨルムへの愛情表現はストレートで時にダイタン!です。
そしてヨンスのトラウマになっている過去の出来事、それに大きく関係しているイ・ドンゴンさん演じるソ・イヌとの関係、さらにスヨンの秘密とは・・・
いま、第11話まで見終えたところなのですが、ちょっとばかり不安になってきました。いい方向に向かってきたのにっていうやつです。
全体的にハートフルな雰囲気で進んできているところに、黒ーい黒ーい影の登場。
ドラマですから、紆余曲折いろいろ起こるのですが、あと5話で回収できるのかな・・・。
さて、ドラマには、主役カップルのほかにも、その行方が気になるサブカップルがいますよね。このドラマでは空港保安チームの先輩&後輩の関係が、回を追うごとに変化していきます。真面目で誠実だけど不器用な先輩と、不愛想で一本気、でも根はやさしい後輩とのロマンスは成立するのか。気になるところです。
この先輩を演じているキム・ギョンナムさんですが、「ここへ来て抱きしめて」というドラマに主人公の兄役で出演していました。このドラマはテーマも重かったのですが、俳優さんたちの演技力も重厚で、感情移入できすぎて辛いほどでした。
稀代の殺人鬼で父親役のホン・ジュノさんの怪演は圧巻でした。キム・ギョンナムさんは、殺人鬼の息子兄弟の兄役で出演。父親に認められたくてもがき続け、犯罪にも手を染めますが、父親が我が息子として認めたのは弟でした。弟への劣等感が憎しみになり敵対していくのですが、心の奥底にある兄弟としての愛情のせいで迷い苦しむという、このドラマのなかでも特に人間らしい役どころを見事に演じていました。
そんなドラマのあとだったので、このドラマでの役どころにほっとしました。
キム・ギョンナムさんは目で演技する俳優さんだなって思っているのですが、このドラマでも、それが随所で光っていました。
そしてまた、保安チームの制服がカッコイイ!
ということで、話があちこちしてしまいましたが「輝く星のターミナル」あと5話で、どうやって終わるのか、先輩&後輩の恋の行方も楽しみつつ見ていきたいと思います。
最後に・・・
スヨンの突然の告白に戸惑ったヨルムが、出会って3週間なのに好きだなんておかしいと言ったときのスヨンの言葉を載せておきます。
「時間が重要ですか?心が動くのに3週間かかる人もいれば、3年かかる人もいて、3秒しかかからない人も」
それでは、また!!