ダッシュテーション

カフェとダンスとオタ活と。まるで想像しなかった30代を過ごしている独身㊛のブログです。

青空に描く感謝と敬意「ブルーインパルス」!

自衛隊航空部隊の花形『ブルーインパルス』が、医療従事者への感謝と敬意を示すため、都内上空を飛行したニュースご覧になりましたか?

 

私は都内在住ですが、残念ながら飛行する姿を見られませんでした。

YouTubeにあがっている動画を見ましたが、晴天のなかを見事に編隊を組んだまま突っ切っていく姿がカッコよくて、胸がスカッとしました。

 

私が見たYouTube動画リンクです!真っすぐに伸びる飛行機雲が美しいです!!

 

www.youtube.com

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実家が、下総基地の近くにあったので、自衛隊の飛行機が飛んでいく姿を見ることはよくあったのですが、『ブルーインパルス』の存在を知ったのは、有川浩さんの小説でした。

 

有川浩さんは、映画化した「図書館戦争」シリーズや「県庁おもてなし課」のほか、テレビドラマになった「空飛ぶ広報室」「フリーター、家を買う」「三匹のおっさん」シリーズなどが有名ですよね。

特に初期の作品はミリタリーとかSF要素が魅力的でした。自衛隊がよく登場することや、お名前からして勝手に男性を想像していたのですが、女性作家さんと知ったときにはいい意味で驚きました。

 

ブルーインパルス』で私が思い出す有川浩さんの作品は「ラブコメ今昔」です。

「クジラの彼」に続く自衛隊ブコメの第二弾として、自衛隊という一般社会からしたら特殊な環境のなかで生きる男女の恋愛模様が6編収録されています。

自衛隊のことをまったく知らない私でも読みやすく、ときには読んでいるこっちがこっぱずかしくなり、ときにはもどかしさを抱えながら登場人物を応援したりできる楽しい作品です。

 

「ラブコメ今昔」の4つ目のお話「青い衝撃」で、ブルーインパルスが登場します。

簡単に説明すると、こんなお話です。

航空自衛隊の花形ブルーインパルスパイロットである相田を夫にもつ公恵は、3歳になる息子と三人で幸せな家庭を築いています。夫は大勢のファンに囲まれるのが日常だが、ブルーインパルスの人気は自衛隊の好感度に直結するところもあり、それも仕事のうちと言い聞かせている公恵ですが、ある日一人の女性ファンの意味ありげな視線に不安を覚えます。さらに夫の制服に「あなたにだったら勝てそう」というメモが挟まっているのを見つけてしまいます。あきらかに妻である自分に向けたメッセージだとわかる内容に、公恵は激しく動揺します。幸せな家庭に射した「女性ファン」という影。

短編ですが、読み応えのある作品でした。女性ファンが、自分と相田との距離を一歩ずつ詰めていく感じの不気味さとか、そのたびに心がざわつき不安に飲み込まれそうになる奥さんの気持ちとか、仕事という前提を夫がどう示していくのかなどそれぞれの立場に立って読むことができてとても面白かったです。

 

「ラブコメ今昔」の文庫版には、先に刊行された単行本版のあとがきと一緒に、文庫版のあとがきが収録されています。

文庫版のあとがきには、有川浩さんの「自衛隊というひとたち」への想いが書かれています。私なんかは自衛隊と聞いてもどこか別世界のように感じていたので、このあとがきを読んで、自衛隊のイメージを勝手に決めつけていたなぁと思いました。

知らないのに知っている気になっていると、実像とはかけ離れてしまうことはよくあることです。

このあとがきを読んだだけで知った気になるのは、また違うと思いますが、ひとつの側面を考えさせてくれました。

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緊急事態宣言が解除されて、人の動きが活発になったあと一番がんばらなければいけないのは、人が密集している東京都でしょう。

今日のブルーインパルスは医療従事者への感謝と敬意を表したものですが、みんなの上にある空に架かったということで・・・

もう少し、がんばれ、私たち!!


それにしても今日の東京が青空でほんとによかったです。

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それでは、また!