ダッシュテーション

カフェとダンスとオタ活と。まるで想像しなかった30代を過ごしている独身㊛のブログです。

9日目:モノクロームな語り言

腕はパンパン 頭ヘロヘロにつき

今日は前にインスタに載せたものを今の気持ちで変化させた文章を。

自作ですから、ということで。

こういうのもありということにしよう。

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細雪が渦巻いている

モノクロームの灰色広がる空の高いところから
欠片は次々落ちてきて
みるみる白で埋もれる地面の上
黒い靴は動けずに
点いたり消えたりを繰り返す

人工光に照らされていた

 

 


いつしか身についた口癖、思い癖
心の中で呟けば、カヤの外に出られる気がした
守られていたことにも気づかず
煩い虫が無尽蔵に飛び回る世界で生けるほどの
耐性なんてないくせに
己の身幅も知らないくせに


クセはやがて癖になり
自分で自分を止めることができなくなっていた


心の皺は肥大してほどなくしてたるみとなった
あゝもう 何も聞きたくないよ
届けないでくれないか
いっそ集る虫たちにこの身を喰わせてしまおうか
ほら、喰えよ
払いも叩きもしないから
瞬きの振動さえ起こさぬよう瞼を閉じて差し出してやったのに
あれほど五月蝿く纏わりついていたくせに
集っていたのはすんの間で
やがて羽音はどこかへ飛び去った


虫にまで興味を喪われたか


やがて世界は音を喪い、色を喪い、光も闇も喪った
ただなかに
ただそれとして
ただそこに
あるだけのものに
いつか朽ちることを赦されるのを
ただ待つだけのものに


受け入れてしまえばそこは安寧としていて
前いた場所より心地がよく
もっと早く来てしまえばとさえ思う


ここには誰もいない
ここには何もない
希望もないが失う恐怖もない
だって何もないのだから


このまま漂い続けて
いつか朽ちることを待てばいい
なんてシンプルなセカイ

 

 

 

それは突然現れた


クルクル回る笑顔の児
スノークリスタルをキラキラ輝かせながら
真っ直ぐ私に向かっていうことは


嬉しかったことも
悲しかったことも
笑ったことも
君がその手で受け取れるようになるまで

ここにいる

 

たとえ君が忘れても

ここにいて

歌い続けよう

 

 

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